Sukhothai遺跡都市の中､Wat Mahathatの西側に､
Traphang Ngoen(銀の池)と呼ばれる池があり､
その池の中央､及び､西岸に､この寺院があります。(下図の赤丸印)

Wat Traphang Ngoenの説明板です。

この説明板の英語の文章が､最後の an の以降が無く途切れています。
誰もチェックせずに説明文を作っているとしか思えません。

Webで探していたら､Skhothai Histrical Parkの説明文の中に同じ文章を見つけました。
そして､anの後の文章もありました。この an の後には､以下のように続きます。

an ordination hall with water as a symbol of purity.

と言う事で､説明板を読んでみます。

この寺院は､Wat Mahathatの西､３００ｍに位置し､周壁を持ちません。
また､仏塔(Chedi)､礼拝堂(Vihara)､本堂(Unosatha)から成っています。
仏塔は､４つの壁龕を持ち､蓮の蕾の形をしています。
そして､壁龕の中には､仏陀の立像や遊行仏が､納められています。
この壁龕は､他の蓮の蕾の形をした仏塔と異なり､際立った特徴を持ったものとなってます。
また､この仏塔の東側､聖域を示す結界(Nadi Sima or Udaka Sima)のコンセプトに従って､
銀の池(Traphang Ngoen)の中央の島の中に､本堂が建てられていました。

銀の池(Traphang Ngoen)の
西岸の遺構です。

北から見たところ。
一番奥に､礼拝堂跡と仏塔が
見えます。

一番､奥まで歩いて行きます。

礼拝堂の基壇と､列柱の跡が
残っています。

礼拝堂の奥には､仏像が､
更に奥には､
蓮の蕾の形をした仏塔があります。

この仏塔の上部には､
壁龕がありますが､
中を良く見ていませんでした。
少し､後悔が残ります。

そして､礼拝堂から東を見ると､
銀の池(Traphang Ngoen)の中に､
小島が見えます。

この小島の中に､本堂がありました。

この島には､橋を渡って
歩いて行けるように
なっていましたが､
写真を撮ってませんでした。
これも､少し後悔が残っています。

礼拝堂跡の北側には､
スコータイ美術の特徴である
遊行仏がたってます。

その後ろの建物は､
経蔵(モンドップ)だと思います。